サトウキビ

イネ科の植物

熱帯・亜熱帯の地域(ブラジル、インド、タイなど)で栽培されています。
日本では、沖縄県、鹿児島県の南西諸島で栽培されています。
栽培方法は、サトウキビの茎(くき)を切断したものを植えて新芽を育てる方法と、
サトウキビを収穫したあとに残る根株から新芽を育てる方法があります。
成長すると、茎の直径は3〜5cm に、高さは2〜3m になります。

サトウキビ畑(沖縄)

サトウキビ

テンサイ

ほうれん草と同じ、ヒユ科の植物(別名:砂糖大根、ビート)

温帯のすずしい地域(フランス、ドイツなど)で栽培されています。
日本では、北海道で栽培されています。
見た目は大根やカブに似ていますが、ほうれん草の仲間です。
栽培方法は、苗を育てて植える方法のほか、種をまいて育てる方法もあります。
成長すると、根の長さは15〜20cm に、重さは600〜1200g になります。
テンサイを漢字で書くと、「甜菜」。「甜」の字は、「舌」に「甘い」と書きます。

テンサイ畑(北海道)

テンサイ

植物がどうやって砂糖になるのかな?

植物は、太陽のエネルギーを用いて、空気中の二酸化炭素と地中の水から炭水化物を作り、酸素を出します。この働きを「光合成(こうごうせい)」といいます。
サトウキビやテンサイは、光合成でできた炭水化物を「砂糖」としてたくわえています。
これを取り出したものが、私たちが料理やお菓子に使っている砂糖です。

サトウキビはくきに、テンサイは根に砂糖をたくわえます。
ちなみに、コメやイモは「でんぷん」として炭水化物をたくわえています。

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