サトウキビから作る砂糖

ここまでは、サトウキビの生産地の近くにある工場で行います
砂糖の製造工程で取りのぞく「不純物」ってなに?
サトウキビのしぼり汁やテンサイからぬき出した糖分には、砂糖以外の成分や、煮つめたときの色素などが残っています。これらをきれいに取りのぞいて、まじりけのない砂糖の結晶を取り出したものが、製品としての砂糖になります。

テンサイから作る砂糖

すべての工程をテンサイの生産地の近くにある工場で行います

サトウキビとテンサイ、砂糖の作り方のちがいは?

①「原料糖」を作るか、作らないか

最も大きなちがいは「原料糖」です。
サトウキビはかさばるため、輸送するのはたいへんです。また、サトウキビにふくまれる砂糖分は、収穫したときから少しずつ減っていくので、なるべく早く取り出す必要があります。
そのため生産地の近くで原料糖を作り、消費地の近くの工場に運んで砂糖(製品)に仕上げます。
いっぽう、テンサイから作る砂糖は、原料から製品になるまでをテンサイの産地の近くにある工場で行っています。

②しぼるか、細かく切るか

原料から砂糖分を取り出す方法がちがいます。
サトウキビ:茎(くき)をしぼって砂糖分を取り出します。
テンサイ:根の部分を細かくきざみ、お湯にひたして砂糖分を取り出します。

砂糖ができるまでを動画で見てみよう!

実際の工場での様子を映像で紹介しています。

https://seitokogyokai.com/videos/

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