「炭水化物」って?

みなさんが元気に生活し、成長するためには、食べ物からとる栄養素が必要です。
「五大栄養素」って聞いたことありますか?
たんぱく質、脂質、炭水化物、ビタミン、無機質(ミネラル)。これら5種類の栄養素は、健康を保ち、体をつく るために必要な栄養素の基本で、それぞれに大切な働きがあります。
五大栄養素のうち「炭水化物」は、体温を保ち、体を動かすためのエネルギーになる栄養素です。
炭水化物が主な栄養素である食品にはお米、パン、パスタ、イモ類などがあり、すべて砂糖の仲間です。
五大栄養素の働き

砂糖がエネルギーになるしくみ

食べたものは、体の中で「消化」されてエネルギーになります。
消化とは、食物に含まれる栄養素を、体が利用できる物質に変えること。わたしたちは、それを自分の体の中で行っています。
砂糖は消化によって「ブドウ糖」などに分解されます。
消化についてくわしくみてみましょう。

脳にとってブドウ糖は大切なエネルギー!

脳は、主にブドウ糖をエネルギーとしています。
砂糖はごはんやパンよりも消化吸収にすぐれ、ブドウ糖に早く分解されるため、脳にエネルギーをすばやく補給することができます。

運動のパフォーマンスが向上!

砂糖は運動のパフォーマンスを向上させるエネルギー源です。
たとえば、つかれがたまってくるマラソンの後半に砂糖をふくむドリンクを飲むと、すみやかにエネルギーとなり、つかれがやわらぎます。

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